シリーズ14 吉井 英勝 著
国会の警告無視で福島原発事故
―再エネの爆発的普及で地域経済再生
■福島原発で何が起きたのか/外部電源は津波で壊れたのか……
■事故以前から国会追及で明らかになった重大事故例の数々/送電鉄塔倒壊……
■福島原発事故について誰も責任を取らなくてよいのか
■底流にある「日米原子力協定」体制/「ムラ人」と「原発利益共同体」
■なぜ、いま原発輸出・再稼動、電気料金値上げか
■原発に替わるエネルギーをどうするのか/再生可能エネルギー普及で地域再生
事故5年前に吉井質問が地震・津波によって過酷事故が起きる危険性を警告したにもかかわらず引き起こされた福島原発事故。
議員として約30年に及ぶ原発の危険を追及した第一人者が改めて問う。国会論戦にもとづいて、なぜこのような事故を起こしたのかを究明。このような事故・被害を二度と起こさせないために大本にある「原発利益共同体」と経済・エネルギー政策の根本問題を掘り下げる。
原発依存から抜け出すためには、再生可能エネルギーの爆発的普及で農林漁業・中小企業の取り組む事業により地域経済を再生する道を提唱。長年にわたるヨーロッパや日本国内での再エネ調査にもとづいて地域経済の持続可能な発展方向と環境・街づくりについて提唱する。
2200円+税